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看護療法演習
- 2011-07-21(22:19) /
- アロマテラピー講座

先週、新潟大学医学部保健学科学部3年の選択科目の授業を担当してきました。
保健学科の渡邊准教授や内山先生のアロマテラピーに対するご理解を嬉しく思っています。
看護療法における対象の変化を目指す意図的働きかけに着目し、アロマテラピーを導入するにあたりその療法に関する知識・技術・態度を理解することができる・・・という到達目標をかかげてあり、これが教育現場におけるアロマテラピーの第一歩かぁと担当する責任をひしひしと感じていました。
講義の間、学生たちはいろいろな香りを嗅いでもらいました。ムエットで香りをたしかめる時には表情に動きがでました。笑顔になる学生、少しこまったような笑みをする学生、ひいてしまった学生と反応は様々です。
ハンドトリートメント演習に、使った精油はラベンダーアングスティフォーリア・スイートオレンジ・ローズウッド・ペパーミント好きな香りでブレンドしてもらいました。デモンストレーションをみてもらってからペアになってのハンドトリートメント。写真はその時の様子です。男子学生も混じっています。最初は楽しそうな笑顔そのうちに「気持ちいいなぁ」の連呼・・・そして鎮静作用の心地良さを感じてリラックスオーラに包まれていました。「先生~授業時間延ばしてください」なんて甘えだす学生も(笑)授業を監督されていた渡邊岸子先生も学生たちの変化に驚かれていました。
看護教育でアロマテラピーの知識・技術を学ぶことの結果はすぐに求めることはできません。でも、この授業を受けてくれた学生の記憶のどこかに残るような働きかけができたとしたら、いつかアロマテラピーの心地良さを思い出す時が必ず訪れると思います。それは患者さまへの看護としてなのか、もしかしたら学生本人が必要とすることが起こるのかも知れません。私は今日のアロマテラピー第一歩の日に感じたこと(感性)を素直に受け入れてほしいと思っています。
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