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アロマセラピストとして試される時

公的病院で一人でボランティアを初めて2年が過ぎました。今は仲間も増えて3人で活動をしています。病院のご理解と協力、そして一緒にがんばってくれる仲間あってこその活動です。

いつものように来院し、婦人科の患者さんにアロマトリートメントをさせていただいているとボランティアの担当者の方に声をかけられました。泌尿器科の足のむくみがひどい患者さんにマッサージをお願いしたい方がいらっしゃるということでした。

突然のことでしたが、すぐに泌尿器科の病棟を訪れて、初めて患者さんのYさんにお会いしました。
両下肢のむくみは思いのほかひどく、足部から浸出液が漏れ出るので吸収紙で足を覆っている状態でした。私は下肢のマッサージはこの状態ではしないほうが良いと瞬時に判断しました。しかしYさんはマッサージを楽しみにされていたようなので私は担当看護師さんに次のように話しをしました。

①下肢のアロママッサージは刺激になるので今日は実施しないほうがよい。
②しかし患者さんはマッサージを希望されているので腰部と背部、鎖骨周辺を施術することによって
 リンパの流れを整えることが期待できるかもしれない。
③タッチィングによってリラクセーションを感じていただくことができる。

以上のことを伝えました。
さすがに、担当の看護師さんは私の話す内容を理解するのに時間はかかりませんでした。
ベッドサイドでYさんに、これからアロマトリートメントマッサージをさせていただくことを説明しました。
下肢ではなく背中をさせていただくことを伝え、横向きの姿勢で背部の施術を開始しました。

施術中はYさんは静かに目を閉じていましたが、「これは毎日していただけるのですか?」「においはいろいろあるのですか?」などの会話をさせていただきました。しばらくするとYさんはウトウトされながら20分の施術は終わりました・・・。

アロママッサージの後Yさんの具合はどうであったかとても気になるところです。少しでも楽になっていただけていたなら良いのですが・・・。次回の香りには、もと大工さんだったYさんに木の香りを感じていただきたいのでサイプレスを選ぼうと思いながら帰って来ました。


アロマへの理解を示してくださる方は増えてきています。とても嬉しいことなのですがセラピーをさせていただくという事は、そこには必ず責任が伴ってきます。どのような状況であてもアロマセラピーを希望される時にできる限り応える仕事ができるように高い意識を持っていたいと思います。

今日のボランティアはアロマセラピストとしての力量を試されるような出来事でした。


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いつも大切なことを教えていただき、ありがとうございます。この判断・適切な施術ができて初めてアロマトリートメントであること、改めて認識しました。

Tちゃんへ

ボランティアでも臨床でのアロマテラピーには
瞬時に判断したり、直感力を試されることが多々あります。
求められることは多くなるっていることをこの2年間で感じています。

いつも患者さんの安寧を考えて何ができるかを考える
ことのできるセラピストでありたいと思っています。
また、一緒に勉強しましょうね。
プロフィール

renett

Author:renett
・リ・ネットブログへようこそ!
アロマセラピストナースの大山朋子です。

・Re・nett(リネット)はホリスティックアロマテラピーのサロンです。医療経験のあるアロマセラピストナースが辛い体調やお悩みのご相談をうけながらアロマオイルマッサージをご提供させていただきます。病気療養中の方々も安心してご相談ください。リラックスして免疫力・自然治癒力を高めるお手伝いをさせてください。

笑顔と感謝を忘れないで、ゆっくり頑張っています。

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