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悲しみとご家族

サロンの移転で営業をお休みさせていただいて申し訳ありません。
このような時ではありましたが、一年間もの長い間ご自宅に訪問させていただきセラピーをさせていただいたNさんとの哀しいお別れをしてまいりました。Nさんは4年半もの長い間闘病生活を余儀なくされていらっしゃいました。セラピーをさえていただく時間を何度も共有させていただき、Nさんの生き様を目の当たりにして私自身もセラピストとして成長させていただくことができたように思います。

遺影のNさんは、いつものように笑顔で私を迎えてくれました。
「家族旅行で撮影された写真なんですよ」と娘さんとご主人がお話をしてくださいました。

たくさんの思い出話は尽きません。ご家族とゆっくりお話をさせていただきました。娘さんもご主人も、ご家族それぞれの思い出があり、聞きながら私は溢れる涙を抑えることはできませんでした。

病状が悪化し「苦しいからどうにかして・・・」と訴えるNさんの処置に、病院は麻薬を使用するために、その許可を付き添っていらした娘さんに求めたそうです。Nさんにとって麻薬は最後の処置を意味します。辛い選択を迫られたのです。その時に娘さんは使用を認めたことを今でも悩んでいました。「あの選択でよかったのでしょうか?」という言葉でつらい気持ちを表現されました。

私は、選択は決して間違いではなかったと話しました。わたしも同じ選択をしたことがあることも話させていただきました。自分の気持ちを信じて欲しいと言葉を添えました。私の言葉を聞いた娘さんの表情が、涙を流しながら緩んで行くのが手に取るように分かりました。

病院から辛い選択を迫られ、苦渋の決断をして自分を責める、ご遺族にはさまざまな心の問題(グリーフケア)があります。つらい気持ちはすぐには癒されないかもしれませんが、ご家族みなさんで、お別れの哀しみを乗り越えていただきたいと心から願いました。

帰り際、娘さんが私に歩み寄っておっしゃいました・・・「今日はお会いできて本当に良かったです。気持ちが救われました。」

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Nさんありがとうございました。Nさんから頂いた言葉は私の宝です。
                     








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栄養士さんの研修会とアロマ

先週の土曜日に新発田で福祉関係の栄養士会の研修でアロマのお話をしてきました。
お忙しい仕事の時間を割いて参加してくださったアロマに興味のある方々との出合いを感謝できる
時間を過ごせました。


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施設や保育所などに毎日忙しく勤務される方々ですが、お仕事と家庭の両立でとてもストレスフルな状態で過ごされていらっしゃる方も少なくはありません。何がしかの悩みを抱えての参加の方、ふだん自宅でアロマを楽しんでいらっしゃる方や、今日初めてアロマに触れる方と様々です。


今年の春に今回の研修担当者の方から、お話をいただきどのようなテーマでお話をしようか考えました。もちろんメインテーマはアロマですが、栄養士という専門職の現場で活躍されているご苦労は痛いほど理解できるので私の経験を生かした人生経験の話や、ストレスをかけない考え方などもアロマと合わせてさせていただきました。

お話の後は、ブレンドオイルを作りハンドマッサージのデモンストレーションをさせていただきました。
みなさん楽しそうに精油を選び、素敵なオイルができていました。香りを楽しみながら笑顔でマッサージを経験されていました。
 
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悩みのない方はいないと思います。どんなことでもその方にとっては真剣な問題です。
一つのことが落ち着くと、また一つ悩みが生まれます。人は悩みながらも毎日一生懸命頑張っています。今日出会ったアロマを好きな素敵な女性たちのきらきら輝く笑顔をみれ、働く女性のパワーで私も元気になりました。

研修開催担当者の方にはとてもお世話になりました。見えないところで動いて下さる方がいらっしゃるので安心してアロマの話ができます。ありがとうございました・・・みなさんお元気で、これからも美味しい栄養のある献立で沢山の方を幸せにしてあげてくださいね。





サロン移転によるお知らせ

現在の西堀5番町から古町2番町にサロン移転に伴い休業のお知らせです。
大変申し訳ございませんが、

10月28日から11月2日までお休みさせていただきます。
ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします。

11月3日から新サロンで営業をオープンさせていただきます。

一階にはアロマ・ハーブショップ ハナキクもございますので、トータルでアロマを楽しんでいただけます。
オープン記念キャンペーンをいたしますので、ぜひご来店ください。
サロンは、上古町(かみふるまち)と呼ばれる新しい風の吹く、活気溢れるオーナーがあつまり新潟島の活性化に力を注いでいる商店街です。場所はホームページを更新いたしますのでご覧ください。

みなさまのご来店を、心静かにお待ちしております。

なにげない存在

サロンのマンションの駐車場は業者さんが経営しているのですが、そこに勤務している人たちはとても親切な方々です。数人の男性に混じって紅一点、女性がいますが、彼女がまたとても素敵な方で私と仲良くしてくれます。


妹のような存在ですが、私より気が利いて彼女といると安心している自分がいました。いつもサロンに出向くと彼女の人懐こい笑顔が私を癒してくれます。彼女は以前入院をした経験があり、私はお見舞いに行った時にベルガモットの精油を持って行きました。入院中にこっそり病室で香りを楽しんでもらいたかったからです。それから彼女はアロマのファンになってくれました。

彼女はアロマトリートメントが大好きで、仕事の疲れを癒しに来てくれます。彼女の好きな香りは爽やか系。もちろん柑橘系が一番好き。おもてなしの香りにはグレープフルーツとペパーミントですっきり。彼女の喜ぶ顔がみれました。トリートメントが始まり彼女の呼吸が整い深く静かな呼吸音が私の呼吸と同調していきます。トリートメントを終えて顔色のよくなった彼女の笑い声がこのサロンで聞けるのも今回で最後・・・次は新しいサロンでリフレッシュしていただきますね。

いつもさりげなく私をサポートしてくれる人がいる・・・なにげない存在が一番の宝物かもしれません。

一回だけのセラピー

ボランティアでトリートメントをさせて頂いた患者さんが亡くなりました。
初めてトリートメントを受けられてから4日後のことです。

確かにあの日は息も苦しそうで具合が悪いことは充分に分かっていました。
ひどい足の浮腫みでつらい思いを長い時間強いられていらっしゃったのでしょう・・・。
アロママッサージが浮腫みに有効だと看護師長さんから聞いてアロマを希望されたそうです。

呼吸が苦しく酸素マスクをしながら、初めて会う私とお話をしてくださったYさん。
アロマに関することに興味も示してくださいました。
短い時間でしたがYさんに心地良いよい感覚を感じていただけたのでしょうか?
それを確かめるすべはありません。

「もう少しだけ早く関わりをもてたなら」などと思っても、それは意味の無いこと・・・。
以前、福井の済生会病院でボランティアをさせていただいた時に、看護部長さんはおっしゃいました。
「例え、一回であっても患者さんに心地良さを感じていただけることが看護にとっては意味があるのです」そうお話されたことを今でも憶えています。

その時に精一杯アロマトリートメントをさせて頂くことが私にできることなのです。

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いままでも、そしてこれからも・・・感謝

小さなマンションの一室でのお客さまとの出会いは、いつも私を成長させてくれました。ひとりひとりのお客さまのお身体の悩みや症状に向き合い、不安な心に少しでも寄り添いたいという思い、ホリスティックな目線を軸にアロマセラピー本来の姿を私なりに確立したいと頑張っています。

アロマセラピストは限られた時間の中で精油の香り・薬理作用とタッチイング効果によって深いレベルでクライアントとつながります。時にはお客さまの哀しみ・喜び・不安・怒り、いろいろな感情表現をトリートメントの静かに流れる時間のなかで、受けます。いつもニュートラルな心理状態でいることは必要なことなのです。自分の感情を上手に表現されるお客さまもいらっしゃれば、多くを語らないお客さまもいらっしゃいます。

最初はお客さまの気持ちを考えすぎるあまり自分自身が揺れ動いていました。
この2年半の経験は何ものにも変えることの出来ない大切な経験をすることができたのです。
これからも、アロマセラピストとして、そして人として日々感情に流されながらの部分もあると思いますが
いつも自然体で柔軟な考え方ができるような私でいたいと思っています。

来月、この小さなマンションを去ります。
そして新しい場を私のアロマセラピストとしての聖域として守ってゆきます。
いままでも、そしてこれからも多くの人に見守られながら、私を保てることに感謝しながら・・・。

「ETERNITY」 



長岡の県立近代美術館で開催されている「ポンペイ展」に行ってきました。

今からおよそ2000年前、日本では弥生時代お米作りを中心とした生活をしていた頃、ヨーロッパではローマ帝国が栄えていました。イタリアポンペイはイタリアの南にあり農業・漁業・様々な産業が盛んな地方都市でした。しかし、火山の大噴火によってポンペイの街は火山灰に埋まってしまったのです。そして18世紀半ばになって発掘作業が始まり沢山の品が掘り出されました

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この像はポンペイの人々が守り神としていたウェヌス像です。愛の女神アフロディテ(ビィーナス)です。
とても綺麗な像でした。美の象徴でもあるビィーナスが放つオーラはローマ時代と変わらない美しさなのでしょうか?

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これは何に見えますか?

モザイクで作られ表現された「イルカ」です。
細長い胴体、尾が五つに分かれていて、さまかイルカとは思えませんでした。
でも、何か愛嬌のある可愛らしい口もとがイルカっぽいですよね。

古代ローマ人は大理石や青銅で神々の力強さ、優しさ、荘厳さを表現しました。火山灰に埋もれていたとは思えないくらい良い状態で発見されました。火山灰に守られたからこそ、奇跡的に当時の街の姿が残ったのです。街全体がタイムカプセルになったのですね。

ポンペイ展のテーマは「ETERNITY」。
ポンペイは気の遠くなる時間を火山灰の中で眠っていたからこそ、奇跡の街と呼ぶにふさわしい永遠の輝きを保ち続けたのでしょう。
お時間があれば、ぜひ近代美術館を訪ねてポンペイの風を感じてみてください・・・。
プロフィール

renett

Author:renett
・リ・ネットブログへようこそ!
アロマセラピストナースの大山朋子です。

・Re・nett(リネット)はホリスティックアロマテラピーのサロンです。医療経験のあるアロマセラピストナースが辛い体調やお悩みのご相談をうけながらアロマオイルマッサージをご提供させていただきます。病気療養中の方々も安心してご相談ください。リラックスして免疫力・自然治癒力を高めるお手伝いをさせてください。

笑顔と感謝を忘れないで、ゆっくり頑張っています。

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