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無言のトリートメント

もうすぐ、友人の命日です。
一昨年前、彼女は2年間の闘病生活のすえ、40歳の若さでこの世を去りました。彼女は誠実な仕事のできる有能な看護師でした。
下血で緊急入院し検査の結果「癌」が見つかりました。入院する半年前から調子が悪かったのですが精密検査をすることなく、多忙な日を送っていました。
外科手術・化学療法を受け、一時は仕事に復帰しようかという程に回復した時期もありましたが、イレウス(腸閉塞)を起こし再入院したのを最後に、二度と帰らぬ人となったのです。

私は、お見舞いにいくたびに自分を責めました。
なぜ、もっと早く胃カメラ検査を受けるように勧めなかったのか?仕事の負担を少しでも軽くしてあげることができたなら「癌」にならなかったかもしれない・・・。会うたびに心が痛みました。
しかし、確実に病状は悪化していったのです。麻薬で痛みのコントロールをしていたのですが、彼女の表情からは(苦痛)の二文字が容易に想像できました。私は言葉を失いました。私にとって辛い面会となっていったのです。

ある日、私はラベンダーをベースにブレンドしたオイルで、むくんだ両足をマッサージさせてもらいました。

夜の病室で、二人だけの言葉のない静かなトリートメントが始まったのです・・・。

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ボディーリーディングその2

お客様は心に悩みや心配事を抱えていらしても、すべての方がお話をしてくださるとは限りません。ましてや、初めて会うセラピストに悩みをすべて話すとは考えにくいものです。

初めてお会いした時、その表情や声のはり、トーンで何か心配事を抱えていらっしゃる印象を受ける方がいらっしゃいます。もちろん無理に聞き出そうとはしません。最後まで悲しげな表情の方や、トリートメントが終ると何かが吹っ切れたように、笑顔になられてお帰りになる方もいらっしゃいます。

心配事や悩みが、ストレスとして長い間身体に負担をかけていると、心のサインは胸椎の第7番目に表れると言われています。胸椎の7番目あたりに第四のハートのチャクラがあります。サインは、その部位に盛り上がりを感じたり、私は以前その部分がとても冷たく感じた方がいらっしゃいました。こうだ!とは言えないのですが、何かちがうという感覚です。
ストレスフルな生活は目に見えないダメージを体に与えます。心と身体は別々に活動をしているわけではありません。心に重たいものを抱えていると身体も重くしんどいのです。

いつも揺れる心で生活している方が大半です。ストレスのない方は絶対にいないと言い切れるほどです。心のサインを感じたとき、私たちは特別なことはしません。すべてを受け入れて、そして流し去るようにトリートメントするのです。
高岡先生はおっしゃいました。「言葉に出さなくてもいいのよ 私たちにはアロマがあるでしょ・・・。」

その言葉を聞いたとき私は、一昨年がんでこの世を去った友人のことを思い出しました・・・。

ボディーリーディング その1

先回のアドバンストリートメント研修のテーマでした。
直訳すれば「身体を読む」・・・お客様が話される言葉だけでなく、アロマセラピストの洞察力・観察力・感覚すべてを駆使して、できる限りお身体の様子を把握することなのです。
ボディーリーディングについて、講師の高岡ひとみ氏は、自身の経験をふまえながら、具体的な例をあげて受講生に学ばせてくださいました。

お客様をお迎えした時からそれは始まります・・・お客様の顔色、ご挨拶の声のトーン、息つかい、かもしだす雰囲気を感じ取ります。その時の心身の調子を判断させていただくための情報を瞬時に察知するのです。
コンサルテーションで知り得たお悩みやつらい症状とあわせて、その日のトリートメント工程を立てさせていただくのにとても大切なことなのです。

そして、トリートメントを開始するために施術ベットに寝ていただきます。お身体は横になると印象が変わります。立っている時や座っている時とは違ったサインを送り出すのです。もちろん、サインのすべてに問題があるわけではありません。不用意にお客様を不安にさせてしまうような事は避けなくてはいけませんが、サインからの対応をトリートメントにプラスする事はたびたび経験します。

ここまで綴ってきて文章を読み返してみると、具体性に欠けていて分かりづらいなぁと反省しています。でも、話はまだ続くのです。

体からのサイン、ともう一つのサインを忘れてはいけません。
それは、心からのサインです。それは、とても繊細な問題なのです。

でも、今夜は少し長くなったので心のサインについては、又次回に・・・。おやすみなさい

福井からのお客様

福井県済生会病院内サロンで勤務をしていた時の、アロマセラピストの友人から連絡がありました。
お母様が2週間ほど新潟に住む弟さんのところに滞在する予定があり、その間に一度トリートメントを受けさせてあげたい・・・というお話でした。母の日にプレゼントができなかった事と、アロマセラピスという仕事がどのようなことをするのか母親に知ってほしい、というのが今回の彼女の希望でした。

初めてお会いするお母様は、笑顔が友人にそっくりのとてもチャーミングな方でした。福井ではお仕事が忙しく「身体をいたわる時間もないんです」と笑いながら話されました。

友人がお母様の身体を心配している気持ちと、セラピストの仕事を知ってほしいという友人の希望をお伝えしてトリートメントを開始。お忙しい毎日を送られていらっしゃるのですが、お身体は自己管理をきちんとされている印象で気持ちの良い施術ができました。
来週には福井に戻られてしまいますが、今度は福井でお会いしましょうと約束してお帰りになりました。

福井から母をいたわる友人の気持ちを伝える役目を果たし・・・施術が終った事を伝えながら、電話の向こうで私の労をいたわってくれる彼女の笑顔を思い浮かべました。

理解者がいるということ

折に触れて、励まし支えてくれる友人。

私の仕事への思いを聞いて、そっと背中を押してもらったこと。
なぜか落ち込んでいる時に、タイメングよくメールをくれたりと・・・。
不思議と思いは伝わるんだなぁと感心。
どんなにつらくても、一人でも理解者がいれば頑張れるんだ。

悩み立ち止まってしまった私が、再び歩き出せるように
さりげなく勇気をくれる友人は掛け替えのない宝物。

掛け替えのない「理解者」に支えられて成長していく、その気持ちに甘えることなく応えていけるように、と思いを新たにしました。

旬の味

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友人から「そら豆」をいただきました。

さやを割ると内側は白く柔らかいビロード状のうぶ毛のお布団のなかで、豆が包まれるように並んでいました。なぜ、こんなに大切に守られるように神様は作られたのでしょうか…不思議

採れたての、そらまめは鮮やかなグリーンに茹であがり、美味しく食べました。ソラマメには蛋白質、糖質、鉄、ビタミンのB1・B2・C、のほか種皮の食物繊維などの栄養もバランスよく含まれているそうです。
そらまめの旬は初夏…夏に向かって体力を付けるのに適した食材です。

そういえば衣替えの季節・・・ブログのテンプレート替えてみました。

スキルアップと自分磨き

来週の6月19日と20日はアドバンス・トリートメント研修のためにお休みさせていただきます。ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いします。

今回の研修は5回シリーズの3回目です。毎回、充実した内容と恩師の情熱に感動して元気になれる二日間です。

セラピストとして知識・技術の向上に努める姿はプロフェショナルには求められます。実践を積むなかで、自分が対処したことにきちんと責任を取らなくてはならないのですから・・・。トリートメントは、とてもきびしくて孤独な仕事だと思います。その緊張感に背筋が伸びる思いをしています。
それでも、私はトリートメントが大好きです。その先にお客様の笑顔が待っているからです。

10人の方がいらしたら、10のトリートメントの方法があります。悩みや苦痛、環境や生活習慣、ストレス・・・二つと同じケースはないのです。

お客様が言葉で表現したことは、私の耳が聴き受け止めます。そしてトリートメントが始まると、私の目や手がボディからの無言の言葉を読み取ります。呼吸や心臓の鼓動が、タッチング時の筋肉の緊張、しなやかな皮膚の動きや反応を感じ取れるように、私は自分の気持ちを真っ白にしてボディーと向き合います。

手のひらから伝わる、声なき声をしっかり聞きもらさないように・・・。そんな、すばらしいトリートメントができるように、自分磨きに行ってきます。

ブログについて

時折、「お昼休みにブロブを読んでいます」とか「楽しみにしているよ」と声を掛けられるのはとても嬉しいのですが、少しだけプレュシャーを感じてしまいます。
お客様とのことを載せることが多いので、ブログに書き込む時に考える事は、その方のお気持ちです。
私の自己満足の部分が大きいだけに、私のブログを読まれた時に「これって私の事?」と思い、どのようなお気持ちになるのか考えずにはいられません。
もちろん個人を特定するようなありませんが、基本的にはブログに乗せる事をお伝えして了承いただいています。今まで、すべての方に快諾していただくことができて感謝しています。

セラピストには保守義務があります。もちろん保守義務から逸脱するようなことはありませんが、やはり内容がお体や心の問題に触れることがあるので、とても気を遣います。
(あまりに気を遣いすぎると書けなくなってしまうのですが・・・。)
少なくとも、お気持ちを傷つけるような事だけは避けたいと思っています。

私は30年の医療経験を生かして、これからの人生、人を癒す仕事を択びました。人はストレスや疲れがたまると癒されたいという要求がでてきます。それは本能的に癒されると元気になることが分かっているからだと思います。少しでも元気になっていただけたら、そんな思いからリネットは生まれたのです。私は、まだまだ経験を重ねながら、成長していかなくてはなりません。実践を積みながら、プロとしての仕事ができるように日々が勉強です。
仕事で辛かった事や悩んだ時、ブログに言葉を綴るうちに揺れている気持ちの整理が出来る事があります・・・というか、自分を納得させているのかもしれませんね。

私のセラピストとしての歩みと共に始まったブログですが、アロマのすばらしさを伝えながら、何か一つでもお役に立つことが発信する事ができたらいいなぁと思っています。(ブログについての感想やご意見の、メールをよろしくお願いします)
これからも感謝の気持ちを大切にして頑張っていきますので・・・
どうぞ、広い心でブログをお読みください。

友人の入院

アロマの仕事で出会うことのできた友人が入院しました。食道の検査をしたのですが、その後体調を崩し入院生活となったのです。しばらく、禁食の指示なので24時間点滴療法です。

彼女は毎日メールで様子を知らせてくれました。治療や検査の事や、主治医の話などをつづる内容なのですがある日「アロマの香りがかぎたい」と書かれていました。

私は、アロマの香りを彼女に届けることにしました。香りは柑橘系のベルガモットをチョイス。ハーブウォーターはミント系のブレンドにしました。ベルガモットのテーマは調和・・・。私の大好きな香りの一つです。ハーブウォーターの香りはとてもソフトですので汎用性があります。

友人は思ったより元気に私を迎えてくれました。たぶん、心配をかけまいとしていたのかもしれませんが・・・。そんな彼女にほんの短い時間ですが、下肢のオイルマッサージをしました。4人部屋なので香りに配慮してキャリアオイルだけで行いました。 
翌日の彼女からのメールには、昨晩は良く眠れた事と、お粥食を摂れる様になったと報告がありました。

そして、入院して10日目、退院の日が決まったと報告が入りました。メールの文字も喜びにあふれて、早く仕事に復帰したいとつづられていました。「治癒」は癒して治ると書きます。少しでも友人はアロマの香りで癒されたのでしょうか?

入院して初めてわかる「健康」の大切さ・・・。
彼女は、きっと健康を取り戻した喜びを感じていると思います。

健康診断と医師のつぶやき

先日、新潟市から健康診断の案内が郵送されてきました。負担金はありますが、けっこう私は気に入っています。

なぜかと言うと・・・看護師で勤務していた病院の健康診断では、労働基準法においての最低限の検査しか行なわなかったのです。医療従事者の健診にしては内容が少ないと思い、私は実費でもう少し詳しく調べる健診を受けていました。でも、その点、市の健診は押さえるところは、きちんと調べてくれると思います。

そこで健診を受けに、とある病院に行きました。特定健康診査と胃がん(胃カメラ)検査と大腸がん検査を申し込みました。検査は採尿からはじまり、各種計測(血圧・身長・体重・腹囲)、採血と順調に進み、あまり待つことなく医師の診察になりました。

医師の診察は、とても丁寧に診ていただいたのですが、気になった事がひとつ・・・。
それは医師のつぶやき(独り言)なのです。
診察をしながら、「あれ?」とか「なんだぁ?」とか小さい声が聞こえるのです。私はそのたびに「えっ!どうしたの、何か異常でも・・・」と心配になるのです。胸の聴診をしながら「入りが悪いなぁ、深呼吸して」・・・思いっきり空気を吸い込み、咳き込みそうになりました。でも、背部から呼吸音を聞いたら「あぁ、大丈夫だなぁ」とつぶやかれ診察を終了しました。一週間後の胃カメラの予約して帰宅しました。

「医師が不安げだと、患者はもっと不安になる」という話は難しいことではないと思います。こんな簡単な事がお分かりにならないような年齢の医師ではなかったのですが、私はとても残念な気持ちになりました。

ともあれ、すべての健診が終わりましたが、今は私が「最終結果は異常なしでありますように・・・」とつぶやいています。

プロフィール

renett

Author:renett
・リ・ネットブログへようこそ!
アロマセラピストナースの大山朋子です。

・Re・nett(リネット)はホリスティックアロマテラピーのサロンです。医療経験のあるアロマセラピストナースが辛い体調やお悩みのご相談をうけながらアロマオイルマッサージをご提供させていただきます。病気療養中の方々も安心してご相談ください。リラックスして免疫力・自然治癒力を高めるお手伝いをさせてください。

笑顔と感謝を忘れないで、ゆっくり頑張っています。

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