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県外避難者生活情報フリーマガジン



フリップ(FLIP)となずけられている小冊子は避難者の方々の交流拠点になっている「ふりっぷはうす」内編集部で月に一回発行されています。以前ボランティアの関係で一度訪問させていただいたことがあります。今月第2号を送ってきてくださいました。

誌名のFLIPの由来は 「F」=Family(家族), Friend(友人),fukushima(福島)「LIP」=Live in Peace(心静かに暮らす)という意味だそうです。

まだ多くの方々が避難生活を余儀なくされています。家族、友人と離れ離れになっている方への思いと震災という状況下で大切なものは何か?一日でも早く心静かな穏やかな生活が戻るようにという願い・・・。
添えられて手紙には、

拙誌は企業・団体様のご支援と広告をご出稿いただくことによる広告収入によって発行しております。震災避難者支援として、または純然たる広告出稿先としてご検討いただけるような企業・団体様がございましたらご紹介賜りたくお願い申し上げます。


とありました。
小さな冊子に込められた思いの活動がこれからも続いて行きますように私も協力させて頂こうと思います。ご協力よろしくお願いいたします。

3.11・・・今私たちにできること

もうすぐ3月11日です。あの日から一年が過ぎました。
また、重い話題ですねと言われそうです。

なぜ、私のブログは楽しいことや明るいことが少ないのでしょうか?
食べ物の話題や嬉しいことは苦手なのでしょうか・・・。そんなことはないんですよ。たくさん伝えたいことはあるのですがまとめられなくて困っています。頭の整理も下手なのでしょうね。(こまったものです)

話をもどします。
一年が過ぎて、どれだけ被災された方々の心は癒えたのでしょうか?ニュースでは毎日震災関連の話題が放送されています。「復興、絆、希望・・・」などの言葉を唱えているだけでは何も変わらないんじゃないかと思うこともあります。震災で助かった命であっても、生きている意味を見出せなかったり時間が止まったままでいる方がいるという事を忘れることはできません。

アロマボランティアで毎月被災された方々と関わらせていただいて思うことは、避難所生活をされていた方々は今どこにいらっしゃってどうされているのか?と思っています。昨年の6月、西区のコスポで私たちが活動に行くと私たちの傍を離れなかった、ハナばあちゃんはどうしているのでしょうか?歩くのもやっとだったからこの雪道で外に出ることができないのではないか。交流会に連れてきてくれる人はいないのでしょうか?などと考えてもだれも教えてくれない疑問ばかりです。高齢者の被災者の方々のことはいろいろな問題を抱えているようです。

今もそしてこれからも私たちが元気でいることはとても大切なことです。そして私たちはアロマの優しい香りと温かいタッチングで心に寄り添う癒しのケアを笑顔でご提供させていただく活動を続けて行こうと思っています。チーム・アロマNiigataのみんなよろしくお願いします!

もうすぐ春




今日の「うつくしまクラブ」でのツーショットです。
彼女たちは小さい子供さんを連れて福島から自主避難されています。

最初にお会いした時はどこか不安げなまなざしでしたが、今は少し落ち着かれたのでしょうか・・・
会話をしながらとても楽しそうな笑顔になってくれます。
写メとってもいいですか~の声掛けに応じてくれました。
きょうも沢山の方がいらして楽しげにお茶を飲みながらおしゃべりで交流を深めていらっしゃいました。

毎回鉢植えのお花のプレゼントがあるのですが、当選者はくじ引きで決まります。
今日は素晴らしいことがありました。
アロマの座席は3席あるのですが・・・なんとその3席で受けていらした方が全員賞品のお花をゲットしたのです。トリートメントの途中でお花を取りに行く姿に、皆で顔を見合わせて驚いてしまいました。
「アロマミラクルですねぇ」と誰かがつぶやきました。

会場の外では雪がちらついていましたが、今年はいつもの年よりも春の来るのを楽しみにしています。
プレゼントのかすみ草や水仙のお花に春の訪れを感じることができました。



アロマハンドトリートメントの技術を学ぶ

私が市民病院でのボランティアで関わらせていただいた患者さまのご友人のМさんからご連絡をいただきました。
「アロマオイルでハンドトリートメントができるようになりたいのです。目的はボランティアがしたいのです」
とお話しされました。

まずはアロマの基礎的な知識を話し、次にハンドトリートメントの手順をお話しました。Мさんはとても一生懸命学びました。そして私の手でハンドトリートメントの実践練習です。
Мさんの手は小ぶりですが、とてもやわらかでしなやかです。人柄の出るタッチングにうそは付けません。その方の思いが伝わるのです。Мさんは緊張することなく、しかし気遣いは忘れずに、私の注意したところは気を付けながらハンドトリートメントの練習を重ねました。

そして次回の、避難されていらっしゃる方々の交流会でアロマボランティアデビューをします。ボランティア保険にも入り準備万端整えました。当日は雪道の心配もないでしょう。体調を整えて当日は活動していただきたいと思っています。「気負うことなく、肩の力をぬいて、あなたらしい笑顔でね」

東区における交流会に参加して

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東区での交流会が1月12日にありました。東区役所の2階の和室です。
今回の交流会は自主避難の方が多く参加されています。小さい子供さんとお母さんが福島にご主人を残して移り生活をされています。子供さんを放射能から守り、自由に外で遊ばせたいという願いからの避難です。
しかし、慣れない土地での生活で身寄りのない寂しい生活はストレスになります。自主避難の方が東区の生活安全課の見守り相談員として就職され、今回の交流会の企画担当をされていました。その担当者の方がご挨拶で「みんないるのだから、どうぞ孤独にならないでください。」と話されていました。その言葉を聞いて熱いものがこみ上げてきました。

今回は和室だったので、ハンドコーナーとフットコーナーでトリートメントをしてきました。一緒に活動に行ったセラピストさんたちがそれぞれのコーナーを作ってくれていました。安心して受けれるように屏風で区切って、座布団をつかってリラックスできるように配慮満点。快適なトリートメント環境を整えてくれました。

足のマッサージを受けるのは初めての方がほとんどで、緊張した面持ちの方もいらっしゃいました。
みなさんの足は、痛々しいほどに冷えていました。むくみのある方もいらっしゃいました。
ハンドトリートメントに比べて時間はかかりますが、丁寧な施術に心がけるうちに皮膚温度は少しづつ上がります。終わる頃には足のつやも良くなりました。「足が温かく軽くなりましたぁ」と緊張の面持ちが笑顔に変わっていました。

2時間の活動時間はとても早く感じました。
子供たちの遊び声や無邪気な笑い声には震災の影を感じることはできません。
・・・あと数か月で震災から一年という時間が過ぎます。
プロフィール

renett

Author:renett
・リ・ネットブログへようこそ!
アロマセラピストナースの大山朋子です。

・Re・nett(リネット)はホリスティックアロマテラピーのサロンです。医療経験のあるアロマセラピストナースが辛い体調やお悩みのご相談をうけながらアロマオイルマッサージをご提供させていただきます。病気療養中の方々も安心してご相談ください。リラックスして免疫力・自然治癒力を高めるお手伝いをさせてください。

笑顔と感謝を忘れないで、ゆっくり頑張っています。

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