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先をみつめる目

「チーム・アロマNiigata」のボランティア募集を受けてたくさんの方々から賛同いただき自発的に参加申し込みがありました。

現在、参加意志を示していただいている方は15名にのぼっています。アロマケアを実践したことがない方からもご連絡をいただきました。報道を見聞きして自分も何か役に立つことが出来ないだろうか?と思い参加の申込みをされてきました。自主的な気持ちこそがボランティアスピリットの基本です。いろいろな立場からの参加でもかまいません。ハンドマッサージの技術はチョットだけ努力して練習しましょう。寄り添う気持ちが大切です。まだスタートしていませんが、前をみて皆さんの活動が少しでもスムーズに運ぶようにお手伝いさせていただきます。

そして、今日は病院ボランティアに行ってきました。3年間続けているボランティアですが毎回考えさせられます。アロマのマッサージをいつも楽しみに待っていてくださる患者さんはたくさんいらっしゃいます。3年の間にいろいろなお話を聴かせてもらいました。辛い治療の続く療養生活を余儀なくされるなかで考えることは、さぞつらい葛藤の繰り返しだったと想像できます。でも、家族に話、子供の話、仕事の話と今はつらいけど病気を治して・・・と患者さんは先をみつめて闘っています。

震災を受けた方々の、復興は始まっています。これからどんな試練が待ち受けているのでしょうか?長い時間と自分との闘いがはじまったのです。どんな状況であっても澄んだ目で先をみつめてほしいと思います。

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今年初めてのボランティア

年末年始とボランティアもお休みしていました。
私たちの活動は現在3人でそれぞれが週一回行っています。
場所は婦人科の病棟です。
病院がお休みの時には、活動もお休みになります。

お休みの間、自宅へ帰る許可がでなかった患者さんにトリートメントをしました。
毎回楽しみに待っていてくださるIさんです。
Iさんはいつも背中の施術を希望されます。編み物がお好きで入院中編み棒をいつも動かして
いらっしゃるからでしょうか?

Iさんはいつも前向きな考え方をされる方です。
体調が思わしくなくても笑顔で私を迎えてくれます。
人工肛門が必要になり手術を受けた時には、人工肛門をニックネームで呼んでいました。
きっとつらい思いをされたのだろうと想像がつくのですが・・・。

施術中にIさんの皮膚の乾燥がとても気になりました。
Iさんは経口摂取が禁止されているので、食べ物を長い時間食べていらっしゃいません。
やはり皮膚の状態は健康状態に大きく影響することが良く分かります。

Iさんがポツリとおっしゃいました。
「胸の乾燥がすごく気になるの・・・」
私はうなずき、背中の次に胸全体にスイートオレンジの香りのするオイルを塗布させて
いただきました。どんなに前向きな考え方を出来る方でも時々は甘えてほしい・・・
いつも良い人でいなくてもいいんですよ わがままを言って欲しいと私は思います。

施術が終り、しっとりうるおった皮膚にIさんは嬉しそうに微笑んでいました。
また、来週お会いしましょうね・・・。

一回だけのセラピー

ボランティアでトリートメントをさせて頂いた患者さんが亡くなりました。
初めてトリートメントを受けられてから4日後のことです。

確かにあの日は息も苦しそうで具合が悪いことは充分に分かっていました。
ひどい足の浮腫みでつらい思いを長い時間強いられていらっしゃったのでしょう・・・。
アロママッサージが浮腫みに有効だと看護師長さんから聞いてアロマを希望されたそうです。

呼吸が苦しく酸素マスクをしながら、初めて会う私とお話をしてくださったYさん。
アロマに関することに興味も示してくださいました。
短い時間でしたがYさんに心地良いよい感覚を感じていただけたのでしょうか?
それを確かめるすべはありません。

「もう少しだけ早く関わりをもてたなら」などと思っても、それは意味の無いこと・・・。
以前、福井の済生会病院でボランティアをさせていただいた時に、看護部長さんはおっしゃいました。
「例え、一回であっても患者さんに心地良さを感じていただけることが看護にとっては意味があるのです」そうお話されたことを今でも憶えています。

その時に精一杯アロマトリートメントをさせて頂くことが私にできることなのです。

                                                                                                                                       moblog_113b508c.jpg


約束

ボランティアに行くと、いつもアロマを楽しみにしているNさんが入院されていました。
イレウス症状で緊急入院されたそうです。イレウスとは腸閉塞のことです。腸の動きが悪くなり、強い腹痛と吐き気、嘔吐などのつらい消化器症状が表れます。Nさんのようにお腹の手術をされた方はイレウスを起こしやすくなります。

Nさんは点滴、胃テューブ、そして排尿チューブが入った状態でベッドに横たわっていました。アロママッサージはできないと思っていたのですが、ご本人はマッサージをつよく希望されました。ちょうど担当の看護師さんがいらしたので伺ったところマッサージの許可をいただけました。安静にしているので下肢のむくみはないのですが、皮膚の張りやつやがないのが気になりました。Nさんはイレウスになったことがショックで声はいつもよりトーンが低くなっています。なんと言ってあげたら良いものかと考えてしまいます。励ますことは出来ません。一番つらくても頑張っているのはNさんなのですから・・・。

アロママッサージで皮膚のつやが少し戻って足が温かくなり、Nさんは今日の施術を喜んでいました。少しは元気がでたかな。「来週も必ず来ますからトリートメントしましょうね」と声かけました・・・一つでも楽しみがある喜びをNさんに感じてもらえればと思っての約束です。Nさんは笑顔で応えてくれました。

つぶやくように・・・

毎週一回のボランティアは仕事の合間をぬって行かせていただいています。
一年半続けてこれたのは、病院側の理解や病棟の医師や看護師さんらのご協力が
あるからです。病院によってボランティアの活動の特色は様々です。

今月、私のボランティア仲間が増えます。共感して一緒に活動してくださる事となったKさん。
心優しい女性です。彼女と共にこれからも患者さんに喜んでいただける活動を目指していきたいと
思っています。

先回の時に、患者さんから印象的な言葉が聞かれました。
手術が終り化学療法を開始されたTさん。薬の副作用や精神的ストレスもあり、
背中がとてもつらいと話されました。
私は、かけ布団を丸めて抱き枕を作り、安楽な姿勢を確保して横になって寝ていただきました。
保温に気をつけて腰と背部をトリートメントできるように準備して、オイルを塗布してマッサージ開始。

Tさんは最初から「あたたかい手ね。気持ちがいいわ」と何度もつぶやくように話されていました。
今日の香りは、スイートオレンジとフランキンセンス。さわやかで深みのあるブレンドです。
静かに時間が流れ、冷たい感覚の背中が徐々に温かくなっていきました。

そしてTさんは、またつぶやくようにおっしゃいました。
「なんか、乗り越えられそうな気がする・・・」

きっと、つらい治療に心が折れそうになっていらしたのでしょう。
Tさん、安心してください。いつも、私達は傍に寄り添っていますよ・・・。

プロフィール

renett

Author:renett
・リ・ネットブログへようこそ!
アロマセラピストナースの大山朋子です。

・Re・nett(リネット)はホリスティックアロマテラピーのサロンです。医療経験のあるアロマセラピストナースが辛い体調やお悩みのご相談をうけながらアロマオイルマッサージをご提供させていただきます。病気療養中の方々も安心してご相談ください。リラックスして免疫力・自然治癒力を高めるお手伝いをさせてください。

笑顔と感謝を忘れないで、ゆっくり頑張っています。

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